整理と整頓を分けて考える

2月 23rd, 2018Posted by 斑目

整理と整頓は意味が違います。広辞苑によると、
整理 
1 乱れた状態にあるものをととのえ、秩序正しくすること。「書庫の整理」「論点を整理する」
2 不要なものを取り除くこと。「無駄な枝を整理する」
整頓 
よく整った状態にすること。きちんとかたづけること。「机の上を整頓する」
 整理は書庫や論点のように内容をととのえ、整頓は机の上のように見た目をととのえる場合に使われます。

机や書斎が乱雑でも、どこに何の資料があるかわかっているというビジネスマンや研究者の机は、整理されているけれど整頓されていません。逆に取捨選択をせず、要るものも要らないものも一緒で、使う人の重要度を考慮せずに、見た目の基準だけで片づけると、どこに何があるのか分からず、整頓されていても整理されていない状態になります。

優先すべきは整理です。物は使ってこそ持っている価値があり、どこに何があるかわからず役に立たないのでは、いくら見た目がきれいに整頓されていても、楽しく暮らすことはできません。しかし、くつろぎや団欒が求められる家庭では、目に心地よい整頓も大切です。

片付ける時は、整理と整頓をごっちゃにせず、整理しているのか整頓しているのかを意識しながら、不要なものを排除していけば、整理しやすくなります。また、どこに何があるかを、なるべく家族全員にわかるように整理しましょう。

まずは整理し、整理だけで終わってもひとまずOKです。内容が整理されたら、あらためて整頓に取り掛かりましょう。掃除はそれからです。整理してあれば整頓はたやすく、整頓してあれば掃除はとても楽になります。全部一緒にやろうとせず、分けて進めるのがコツです。

コンセントの位置と数

1月 9th, 2018Posted by 斑目

住宅の後半でプランニングする配線計画ですが、意外と軽視されてしまいがちです。実際に生活をし始めるとこのコンセントの位置や数で不満を抱えている声をよく耳にします。小さなことのようにも感じられますが、生活に与える不満は意外と大きいだけにしっかりと計画して設けるようにしておきたいものです。後からここにもコンセントが欲しい!と思っても簡単に取り付け得ることができないだけに、少し余裕を持って設けておくのもいいと思います。

我が家は、友人達からのアドバイスもありしっかりと配線計画にも目を向けました。十分余裕を持って設けたコンセントですが、家具を置いたらコンセントをふさいでしまい使う機会が減ってしまうため、無駄に感じてしまうこともあります。必要性や利便性に注目して最小限に計画することも大事なのだと実感しています。しっかりと計画した上で設けたはずのコンセントですが、不満に感じている部分や逆に非常に満足している部分もあります。

不満点は、キッチンの作業スペースにコンセントを設けなかった点です。コンロの足元部分にコンセントを設けたのですが、ハンドミキサーやフードプロセッサーなどの調理器具を使用する際、コードが届きにくく調理のしにくさに繋がっています。また、スマホやタブレットを充電しながらレシピを見て料理したりすることもあるため、作業カウンターの高い位置に設けておけばよかったと後悔しています。

逆に満足している部分は、ダイニングテーブルより高い位置に設けてあるコンセントです。ホットプレートなど使用する際には便利です。また、掃除機を収納する収納庫内のコンセントも便利です。掃除機を充電しながら収納しておくことができるからです。このように暮らしやすさに大きく影響するだけにしっかりと考えてコンセントの位置や数を設けるようにしましょう。

平屋住宅

10月 9th, 2017Posted by 斑目

住宅のあり方も大きく変化しつつあります。日本住宅を思わせる純和風の住宅よりもモダンで洋風の住宅が増えていますし、平屋住宅よりも複層階の住宅が多く見られます。複層階の住宅は、狭い土地でも間取りを多く確保できるという魅力があります。しかし、最近では再び平屋住宅の人気が高まっているのです。

それは平屋住宅がより生活しやすく住まいであるからです。高齢になると階段の上り下りは体に大きな負担を与えますし、独立した子ども部屋がほとんど使用されず物置となっていることが多いため平屋住宅を希望する家庭が増えているのです。平屋住宅とは階層がない住宅のことを指します。上階がないため、室内空間の構想がシンプルなのです。それゆえ天井を高くして空間を広々と開放感たっぷりに仕上げることができます。

複層階の住宅で欠かせないのが階段です。階段を設けることで、階段での転倒や落下事故など危険性が高まりますし、階段の下にはデッドスペースが生まれてしまいます。階段を設ける必要のない平屋住宅は、デッドスペースが生まれず空間を最大限に活用することができるのです。階段がない分間取りをコンパクトにすることもできますし、その分収納スペースを増やすこともできるのです。

室内の移動に階段を上り下りする必要がないため生活動線をシンプルにすることができ、部屋から部屋への移動がしやすく暮らしやすさを実感できる住まいになります。家で孤立する場所がなくなり自然とリビングへ集まってきやすくもなるのです。希望の間取りを実現させるにはある程度土地の広さが求められますが、平屋住宅の魅力はこれからも人気を高めていきそうですね。

外部収納

6月 5th, 2017Posted by 斑目

家造りは収納に力を入れることと思います。ここでいう収納とは室内の収納のことばかりに目が向いていないでしょうか。室内に収納できない、屋外で使用する物も意外と多いのです。そこで収納を設ける際には、室内収納だけでなく屋外収納にも目を向けるようにしましょう。

特に寒い地域に住んでいる家庭では、雪かきスコップやスタットレスタイヤなど冬には必須アイテムです。しかし、これらは屋外で使用するため室内に収納することができません。二階建て住宅を設けると階段の存在は欠かせません。階段の下にはデッドスペースが生まれてしまうのですが、このデッドスペースを利用して外部収納を設けるのです。住宅内のデッドスペースを利用することで、庭やカーポート部分に物置を設置する必要がなくなり広々とした庭が広がります。

また、住宅内のデッドスペースを利用するため外観がスッキリとして見た目の印象もよくなるのです。雪かきスコップやスタットレスタイヤ、アウトドア用品や洗車用具など屋外で使用する物をしっかりと収納できるようにしておきましょう。屋外で使用する物を収納するので屋外から出し入れができるように建具を設けておきます。

ここに収納している物を車へ積んだり、下ろしたりすることを考え、カーポートから外部収納への動線に配慮しておくといいでしょう。階段の下は通常室内収納として利用されますが、外部収納として利用して屋外で使用する物の収納場所に困らないようにしておくのもいいのではないでしょうか。室内収納と屋外収納どちらも充実した住まいを目指したいものです。

中二階スペース

3月 23rd, 2017Posted by 斑目

先日訪れた友人宅には、階段途中に設けられたスキップフロアがとても印象的でした。二階へ上がる途中のこのスペースは、幼稚園に通う子どものスペースでした。造り付けのデスクでは、お絵かきをしたり、おもちゃを並べて遊んだり、将来的にはスタディーコーナーとしても利用できます。子どもはここに自分の居場所があることで、幼稚園から帰宅するとまずここで幼稚園グッツや園服を掛けて整理する習慣が身に付いたようです。子どもにとっても自分だけの居場所があることで、空間を整理したり、自分の時間をより満期することができ嬉しいのです。

ポイントは、一階のLDKからこのスキップフロアにしっかりと目が行き届くことです。そうすることで、キッチンで家事をしながらも子どもの様子をしっかり把握できるのです。子どもにとっても一階を見渡せば親の顔が見えることでより安心して自分の時間に集中できるのです。このような空間は、子ども部屋を与えるにはまだ早いかなという年齢の子どもにピッタリの場所なのです。子どもが遊びに集中できたり、勉強に集中できるスキップフロアはまさに子どもにとって理想的なのです。

中二階スペースの下には、半地下になっているパパの書斎スペースが設けられていました。持ち帰りの仕事を行う機会も多いため、家族の気配を感じながら仕事ができる環境にしたと言います。書斎スペースとリビングの境には間仕切りが設けられているので、仕事に集中したい時は間仕切りで区切りより仕事に集中できるようにもなるのです。適度なこもり感が居心地の良さを増しているようです。階段をただの通路としてしまうのではなく、このように活用させるのも素敵だと思いました。

機能的なキッチン

11月 29th, 2016Posted by 斑目

住宅の中で女性が一番こだわりたい部分はキッチンだと思います。私も新築住宅を建てる際にはキッチンはこだわりを持ち機能的で、長時間過ごすことを考え快適性を追求したスペースにしたいと考えています。機能性を高めることで使いやすく、しいては快適性を高められると考えます。

機能性を高めるためのポイントは幾つかあります。まずキッチンの収納です。キッチンには調理器具をはじめお皿や調味料、食材のストック、レシピ本に家電と大きさも形も様々な物を収納しなくてはいけません。それらをスッキリと収納でき、調理しやすいように出し入れにも配慮された収納スペースを設けたいものです。中には冷蔵庫まで収納し、生活感を出さず住宅のインテリアを損なわないようにこだわりを持った人さえいます。

今までのキッチンでは当たり前のように設けられていた吊り戸棚。空間に圧迫感を与えることや、収納としての使い勝手の悪さ、うっとうしい感じを抱く人も多く最近では吊戸棚のないタイプのキッチンが人気を高めています。しかし気になるのは収納スペースが減ることです。別の場所に収納スペースを余分に設けることや、パントリースペースを広めに確保しておくといいでしょう。またスペースを確保できないという人でも機能的な吊り戸棚があるのでそちらを設置するといいと思います。吊戸棚が目線の高さまで降りてくるので手が届かず出し入れが不便と感じることはなくなります。

機能的なキッチンにするためには収納を充実しているだけでは足りません。立ち仕事をするキッチンは作業台やシンクの高さに注目してもらいたいです。前傾姿勢で行うので自分に合っていない高さであれば腰への負担が増えます。自分に合った高さにすることで長時間の立ち仕事も格段に楽になると思います。機能的なキッチンを目指し最高の空間にしましょう。

マルチで使える作業スペース

9月 15th, 2016Posted by 斑目

最近ではママの居場所となるママのためのワークスペースを設けたり、リビングで学習する子ども達のためにスタディーコーナーを設けたりとLDKの一角にこれらの作業スペースが設けられることが多くなってきました。我が家は、ママのためのワークスペースと子どものためのスタディーコーナーと二つ作業スペースを設けるのは空間的余裕がなかったため、マルチで使える作業スペースをダイニングの一角に設けました。

横幅のあるカウンターを設けたことで、親子で並んで作業を行うこともできますし、子ども達が並んで勉強することもできます。ダイニングの窓際に設けられたこの作業スペースは自然の明るさをたっぷりと取りこめるため作業も行いやすいのです。カウンターの下の両サイドにはオープン棚を設けています。

子ども達の勉強道具を一時置きしたり、私がそこでパソコンを使用することからパソコン関連用品を収納しています。カウンター下に収納スペースを設けたことでカウンターを使用しない時はカウンターの上をスッキリと片づけられるのです。カウンター上部にはコンセントが設けられているので、パソコンや携帯の充電もしやすいのです。キッチンで夕飯の支度をしながら、子ども達が勉強する姿を確認できるので安心しますし、宿題のチェックもしやすいのです。

子ども達が使用しない時は私がパソコンをしたり、子ども達の幼稚園や小学校のスケジュールを管理したり、裁縫をしたりと多目的に使用しています。子どもが使用しても大人が使用してもLDKにいる家族との一体感を感じながら過ごせるので家族の繋がりを感じます。それでいて個人の時間も大事にできるスペースとなっているので我が家にはこの作業スペースは欠かせないスペースとなっています。

ウッドデッキの素材

7月 24th, 2016Posted by 斑目

アウトドアリビングを楽しむために住まいにウッドデッキを設ける家庭は多いです。ウッドデッキがあることで、室内と庭を繋いでくれる役割を果たしてくれますし、室内だけでなく、自然と隣り合わせの時間を楽しむ住まいになるのです。

そこで意外と頭を悩ませるのが、ウッドデッキの素材です。天然の木の風合いが魅力を楽しみたい人は、天然木がいいでしょう。天然の木材でも耐久性の高い木材のことを、ハードウッドやアイアンウッドと呼びます。天然木ならではの風合いや、木の本来の温かみを感じられるのです。また木目の美しさを感じることもできるのです。経年変化による色合いの変化が魅力の一つでもあるのです。木粉入りで、本当の木のように木目が上手に再現された樹脂性のものもあります。この素材の魅力は、腐らずメンテナンスがいらない素材であることです。

天然木の場合は、定期的にメンテナンスが必要ですし、シロアリや腐食が気になります。しかし、湿気や雨に強く老朽の心配がないこの樹脂性のウッドデッキは、半永久的に使用できるウッドデッキとも言えます。費用においては、樹脂性のものも天然木のものもほぼ同じくらいと言われています。それだけにウッドデッキに重視することは何なのかで素材を決めましょう。我が家はメンテナンスフリーの魅力に魅かれ樹脂性のウッドデッキを取り入れました。ウッドデッキがあることで住まいの楽しみ方の幅が広がるのでおススメです。

安全な浴室を

6月 9th, 2016Posted by 斑目

浴室は、一日の身体の汚れを落とす場所であり、一日の疲れを癒してくれ、最高にリラックスできる場でもあります。しかしこのような浴室で、多くの事故が起きているのも事実です。滑って転んだり、浴槽で溺れるなどの事故が多い浴室は、家庭の中でも最も危険な場所の一つなのです。特に小さい子どもや高齢者のいる家庭では、浴室の安全・安心はしっかり確保しておきたいものです。

まず床です。浴槽のつるつるしたタイルの床で滑って転ぶと大きなケガをすることがあります。最近の浴室の床は、表面の凹凸を細かくすることで、濡れていても足が床面をピタッととらえ、すべりにくい形状になっているのです。万が一転んでも衝撃を吸収してくれるクッション性を持たせたものや、ひざを直接ついても痛くない柔らかい感触の床になっているのです。また以前のタイルの床は、冬の一番風呂の時はヒヤッと冷たさを感じていました。最近は断熱性に優れており、ヒヤッとした感触も感じにくくなっているのです。

浴室では、立ったり、座ったり、またいだりと意外と動作が多いのです。つかまる所がなければとても入りにくいものなのです。浴槽の出入りのときや、洗い場に移る時など転びやすい姿勢のときにつかまりやすい位置に手すりがあると安全性が高まります。手すりの形状や位置においても自分達に一番最適なものを選ぶことができるのでより過ごしやすい空間が広がるのです。安全性をしっかり確保することで、安心して入浴できるので快適なバスタイムを送るには、まずは安全性に注目するべきだと思います。

小上がりの和室

4月 8th, 2016Posted by 斑目

我が家には小上がりの和室があります。小上がりにしたのには、隣接するリビングが洋風で、畳の和室と洋風リビングが違和感なく存在するためです。我が家のように和室をリビングと隣接する間取りが最近非常に多いです。リビングを広めに確保してその一角を和室にしたり、リビングの延長上に和室を設けることで、リビングにより広さをプラスしてくれますし、和室を普段使いしやすい空間にすることができます。

我が家は高低差を付けることで、和と洋の空間にメリハリをつけたのです。しかし小上がりにしたことで魅力に感じる部分がたくさんあることを知りました。まず畳下に生まれるデッドスペースを利用して収納スペースを確保できるのです。リビングに隣接しているため、リビングで使用する物をここに収納してもいいですし、和室で使用する座布団などを収納するのにも最適なのです。

また腰を掛けて休憩するスペースとしても便利なのです。家事の合間にちょっとソファでくつろぎたいと思っても、家族が占領してゆったり休むことができないことは多いです。このような時、小上がりの和室があれば腰を下ろすのにピッタリですし、そのまま体をゴロンと横にして休憩もできます。高さがあることで立ち上がりやすく、家事への取り掛かりもスムーズに行えるのです。この和室は足腰が弱ってきた私の両親にも好評です。一度座りこんでしまうと立ち上がるのが大変な母は、この和室が大変気に入っています。ゆったりとくつろぐこともできながら、立ち上がる際に体に負担をかけないからです。我が家は小上がりの和室が大変気に入っています。